前立腺マッサージって…怖くないですか?
Q
前立腺マッサージをやってみたいんだけれど、気持ちの中に恐怖感があってできない。この恐怖感を取る方法を教えて?
A
前立腺マッサージが書かれているネットの記事などを見ると、太いアナルグッズや指をグリグリと肛門から差し込むやり方が書かれ、蕩けるような快感が得られる、などという内容をよく見ます
これらはすでに初期段階を過ぎて、前立腺マッサージの本格的なやり方となっており、初心者がこれをやれば肛門や直腸壁を傷めてしまう可能性があります。
まだ肛門に何も挿入していないアナル初心者の場合、本格的な前立腺マッサージのやり方を見ただけで、
気持ち的には快感を追い求めようという気分になっても、身体は拒否反応を起こすことは間違いありません。
その拒否反応が恐怖心になっているわけですね。
直腸や肛門は固形化した老廃物(要するに大便ですね)を排泄する器官であり、女性のヴァギナのように挿入させるための役割は持っておらず、当然、異物を挿入しようとすると肛門はそれを阻止するために肛門を締めてしまいます。
その状態で強引に入れようとすれば、必ず肛門を傷つけてしまいます。
でも、これは前立腺マッサージを始める時、誰でも経験すること。
最初から誰もがスルッと指や前立腺マッサージのグッズを入れられたわけではありません。
したがって恐怖心があっても心配せず、最初は肛門を前立腺マッサージができるように訓練することから始めましょう。
恐怖心は緊張でもあります。これから指を入れるぞ!という心理が緊張を産み、肛門を締めてしまいます。
最初は指を肛門に入れず、肛門を揉みほぐすようにして肛門の緊張を解く方法を取得します。
この方法は身体がリラックスしている時がベスト。
たとえばお風呂で身体を湯船に浸している時は精神的にもリラックスしているので、湯船の中で肛門を軽く揉む、また就寝前というのも、緊張が解けた状態なので毎日、少しの時間だけ肛門も揉む、といった行為を繰り返しましょう。
肛門が柔らかくなって緊張が解けてきた、と思ったら、オナニーの時間を利用し、今度は指と肛門にたっぷりとローションを塗ってください。
もちろん最初は指を入れなくてかまいません。いつものように肛門を指でほぐすようにし、慣れてきた、と思ったら薬指など細い指から第一関節だけを入れてみましょう。
緊張の解けた肛門と指にローションがたっぷり塗られていれば、スルッと入ってしまいます。前立腺オナニーは指が一本入れば可能なので、最初は太いものを入れる、という先入観を省くようにしましょう。